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小児内分泌疾患について
思春期早い・遅い
思春期早い・遅い
思春期にはいると性ホルモンが上昇し、身長の伸びが上昇します。
女児は10歳頃、男児は12歳頃から通常始まります。
女児は乳房腫大、男児は精巣容量増大が思春期の始まりを示します。
乳房腫大はわかりやすいですが、精巣容量増大は専門家が見ないとなかなかわかりにくいです。
<思春期早発症>
思春期発来が女児で7.6歳、男児9歳以下のお子さんは思春期早発症と言われます。
ごくまれに脳腫瘍や甲状腺機能低下症などが原因になっていることがあります。
検査を行ったうえで、原因となる疾患がない場合(特発性といいます)は思春期を抑える治療を行うことができます。
月1回の注射による治療は当院で治療可能です。
<思春期遅発症>
思春期発来が女児で13歳、男児で14歳で認められないお子さんは思春期遅発症と言われます。原因となる疾患を検査した上で、ホルモンの治療を行うことがあります。