<赤ちゃんの湿疹>
生後1ヶ月から3ヶ月ぐらいの赤ちゃんはママのホルモンの影響で一時的に皮脂の分泌が多くなり、毛穴に皮脂が詰まって湿疹ができやすいでのです。泡立てた石鹸であらって、保湿をしていきましょう。
市販の保湿剤でなかなか良くならない場合は病院を受診しましょう。

<乾燥肌って?>
皮膚は水分を含んだ薄い角質層で覆われており、「肌バリア」と呼ばれます。
肌バリアが正常に機能することで、皮膚を外的刺激から守ってくれるのですが、皮膚が乾燥して肌バリアの水分が減ってしまうと、バリア機能が落ちてしまいます。そんなときに外的刺激が加えられると、湿疹ができてきます。
特に冬は湿度が下がるので乾燥肌になりやすくなります。

<湿疹ができたらどうすればよい?>
まずは保湿が大事です。
保湿しても赤く荒れてくる場合は受診が必要ですね。
肌バリア機能が落ちている皮膚からアレルギー物質が吸収されて、食物アレルギーが起きやすくなるともいわれています。
ステロイド剤を上手に使うとよいです。
塗り方などは受診されたときにご説明しますね。

<病院で処方される薬って?>
保湿はヘパリン類似物質やワセリン、
抗炎症剤には非ステロイド剤、ステロイド剤、免疫抑制剤などです。
皮膚の状況によって選択するお薬が変わるので、受診して、皮膚の状態を見せていただくことが重要です。

ヘパリン類似物質には軟膏、クリーム、ローション、泡タイプがあります。
乾燥のひどい時期は軟膏、夏の汗かく時期はローションと時期によって使い分けるとよいです。

皮膚のケアの仕方パンフレット

パンフレットにはスキンケアのやり方の動画が載っています
参考になるので、見てみてくださいね

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